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部長って、何してるの? リーダーを目指す人に見てほしい、とある1日の記録
2025.06.20 Fri

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〇プロフィール
名前:佐久間 太郎
入社年度:2018年
資格:柔道整復師
学生時代の部活:野球
2024年11月、入社6年目で部長に就任。
「部長って、何をしてる人なんだろう?」
学生時代にはなかなかイメージしにくい“上の役職”。
現場に入りながらスタッフの育成・数字の管理・店舗運営までこなす、そんな佐久間部長のリアルな1日をのぞいてみました。
『朝のこの時間の空気づくりが大事。スタッフひとりひとりの表情を見るようにしてます。』
部長という立場こそ、“現場の空気づくり”はその日1日の最初の仕事。
スタッフが今日どんな表情をしているか、ちょっとした変化にも目を配りながら、一日のスタートをつくっていきます。
「忙しい」じゃなく「心地いい」チームにするための朝礼です。
『自分が施術の現場に入ることで、スタッフの悩みにすぐ気付くことができるんです。』
午前中は患者様の来院が多い時間帯。
施術に入りながらも、若手スタッフが不安そうにしていないか、技術的に迷っていないかをしっかり見ています。
経験者として「今、声をかけるべき場面」を逃さないようにしています。
『数字の先にある“現場の声”を拾うことを大切にしています。』
食事を取りつつ、頭は“全体最適”へ。
自分の院だけでなく、複数店舗の進捗や課題を把握し、必要に応じて次のアクションを考えます。
「数字だけじゃなく、その裏にある現場の声をどう拾うか」が重要な視点です。
『“伝える”じゃなくて“伝わる”までが育成だと思って接しています。』
午後は比較的ゆとりがある分、会話の質を大切に。
スタッフの接遇や動きに対してフィードバックを行ったり、自主性を引き出すための問いかけも行います。
「マニュアル通り」ではなく、「人に合わせた伝え方」がポイントだと思っています。
『部長だからこそ、誰よりも現場をわかっていたい。』
1日の最後には、タスクの確認と振り返りを行いながら、必要に応じて社内のマネジメント層とミーティングを実施。
起こりえる可能性のあるトラブルを未然に防いだり、準備を整えておく”段取り力”が、部長に求められます。
佐久間部長の1日は、まさに“人と向き合う1日”。
現場に入り、仲間と話し、数字とにらめっこしながら、でも常に明るく、前向きに。
「誰よりも近くで、誰よりも全体を見る」そんな部長という働き方。
部長というと「管理職で現場から離れるイメージ」があるかもしれません。
でも佐久間部長は、『誰よりも現場に入りながら、全体も支える』というスタイルを大切にしています。
現場感覚を持ち、スタッフの成長を見守り、患者様に向き合いながら、組織をより良くしていく。
それが“現場に強い管理職”というキャリアのリアルです。
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